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2005/06/30

東京新聞050629「都会の死角 自転車事故編<上>」について。

東京新聞が意見を募集していたのでメールをしてみた。
その記事はWEBでも読める。↓
都会の死角 自転車事故編<上>

では,投稿した内容。

■はじめまして。
 39歳の自称サイクリストです。
 都内で生まれ育ち,高校の頃の片道10kmの通学から始まり,オートバイ,自動車などに寄り道しつつ,社会人になり30歳頃から,通勤自転車として復活。片道15kmの通勤をしつつ,草レースにも出場しました。
 その後転職と,職場の近くへ転居したことにより,ここ数年は,サイクリストと胸を張れるほどではありませんが,足掛け20年に渡り,自動車,オートバイ,自転車,歩行者と,総合的な立場から日本の道路事情を体験してきた身として,貴社の記事を見て,違和感を感じましたので,また,意見を募集されているとのことですので,メールをいたしました。

■まずはタイトルについて。
 「まさか歩道で…」との大書き。
 「高齢者,子どもの歩行者が被害」とあります。

 これは,アイキャッチにはよいですが,メディアにあるまじき,非常に一面的なものの見方で,そういった印象を与えるものだと思います。つまり,自転車が「加害者」であり,歩行者が「被害者」と決め付けています。

 当然なことですが,道路は主に通行の用をなすもので,写真を撮ったり,絵を描いたり,携帯電話をかけたりすることは,その次の用途で,もしそういったことをする場合は,他の通行者の妨げになってはいけないのです。

 文中の例出の事故について,たいへん不幸なできごとだと思います。しかし,その歩道が「自転車歩道通行可」であったか否かが,どこにも書かれていません。これは片手落ちです。

 つまり,歩道も「自転車歩道通行可」になったら,歩行者も,自らの安全のために,そこを自転車が通ることを想定して利用しなければなりません。そこが「危険な場所」であると認識しなければなりません。

 多くの歩道は,自転車と歩行者と同じところを通行するようになっているのですから,歩行者が不用意に立ち止まると,ぶつかられる危険性があるのは当然です。行政側も,そういう設備と制度にしたのなら,歩行者にも注意を促すべきです。

 例えば,横断歩道は,歩行者のためのものですが,だからといって不用意に渡ってよいものではありませんよね。

 遠くから駆け抜けたり,渡る途中で立ち止まったり,急に引き返したりも危険,渡る前には左右の安全を確かめることが,小さな子どもの頃から習慣付けられます。

 確かに,事故になったら交通弱者側は被害者になり,強者側は加害者とされることが多い。強者側の配慮や注意で防げる事故も多い。しかし,だからといって,弱者の側に落ち度がないということにはならないのです。

 それが「混合交通」です。
 日本の道路は,そういう制度・仕組みになっています。
 これを踏まえて,次回以降の連載をぜひ,執筆願えたらと思います。

■また,現状として,記事中にあるとおり,自転車は,最近はエコロジーということもあり,行政も推奨していますが,ある程度の体力と技術がないと,自動車と共に車道を走ることは難しいです。

 例え自動車や原付と同じ流れに乗って車道を走れたとしても,大きな道路に合流し,右へ行くのに,道を渡って左側を走るための手段が無いところも多く,その間,右側の車道または歩道を走らざるを得ない場合も多い。
 そういったところに限って,歩道が隙間無くガードレールで囲まれていて歩道に上がれないことも。

 また,車道が軽車両禁止のアンダーパスまたはオーバーパスになり,段差やガードレールで,歩道にも上がることができなかったり。逆に,自動車通行可能の歩道から,突如,階段だけの歩道橋になり,ガードレールで囲まれていて車道に出ることができなかったり。

 そして歩道は,前述の通り,「自転車通行可」とあったとしても,不注意な歩行者であふれています。数人で歩道をふさぐかのように横に広がって歩くのは当然のように,最近は,携帯電話を覗き込みながら,または通話しながらの歩行者が非常に多く,直前で立ち止まられたりしてとても危険です。また,音楽を聴きながらの歩行も危険です。とても,安心して自転車に乗れる環境ではありません。

 ずっと自転車を引いて歩くのならば(ときとしてそれもあっても良いと思いますが),自転車は邪魔な荷物であって,交通の手段ではありえません。

 自転車は右往左往しているのです。
 これは自動車にとっても,歩行者にとっても,もちろん自転車にとっても,危険な状態だと思います。

 それは自転車がどこを走ればいいか,という簡単な議論で解決する問題ではないと考えています。

■それとは別に,これも記事中にすこし触れらていますが,最近,自転車を乗る人で,音楽を聴きながら乗っている人,たばこをふかしながら乗っている人,携帯電話で通話をしながらの人を見かけることが多くなりました。危険です。

 自転車側から見ても,歩行者の立場から見ても,自動車の側から見ても,こういう自転車乗りには,気をつけなければいけません。 

 とりとめなくなりましたが,以上です。

■別の書き方,別の側面から書いたほうがよかったかもしれません。

 例えば,自転車の事故の増加は,昨今の「自転車ブーム」によって,自転車の利用者が増えたことがあるかもしれません。

 そして,「自転車ライフ」に関する書籍も数多く出版されています。スポーティーな,少々遠距離でも快適に移動できる自転車を,交通の手段として手に入れた人も増えていると思われます。

 自転車が,ちょいのり半径3kmの乗り物から,半径10kmメートル,またはそれ以上の,オートバイや自動車に代わる交通の手段として認知され始めている。そのせいもあると思われます。

 そしてそれは「良いこと」のはずなのです。

では,また機会がありましたら。良い記事を期待しています。

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2005/06/03

「A級戦犯の分祀か参拝中止を…中曽根元首相が」

■うーん,どうなっているんでしょうか。
 このニュース,よくわかりません。

■中曽根元首相は,ちょっと危ないくらいの右寄りで,靖国参拝ももちろん行っていたと思うのですが。衝撃的なニュースです。

 家族が人質にとられているとか,そういう状況だったとか。

リンク: @nifty:NEWS@nifty:A級戦犯の分祀か参拝中止を…中曽根元首相が講演(読売新聞).

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