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2006/02/25

「かけがえのないもの」というテーマの夢を見た。

■朝,風呂を沸かしすぎて,寝なおした。
 寝足しをしたのにまだ朝早くて,洗濯も,普通のと,毛布と,2回して,朝食も済ませて,あとは風呂に入るだけだったのに。

 そこで,「かけがいのないもの」というテーマの夢を見た。

 いつから見はじめたのか,いつの間にか始まっていたその夢は,記憶の中によると自分の部屋の中だった。思い返してみると,今まで住んだことのない部屋だったが,その夢の中では確かに自分が借りている自分の部屋だった。

■女性が通ってきていて,帰ったところだった。

 自分にとっては,すごく懐かしい女性,まだ青い頃につきあっていた,線の細い女の子。大きな濡れた瞳の,誰かって言うとそんな雰囲気の。

 土曜日の朝,帰っていって,自分は風呂に(現実の意識が)入ろうとしたのか,しかし風呂のふたがない,いや壊れている,いやこれか,これも違う,あー,そこにあるのか。

 風呂のふたを開けているので,風呂場の天井や壁にしずくがあちこちに,換気扇をそう,換気扇もどこにあるのか,ないのか,これか,ああ,なるほど,ホントはこうなっているのか。

 なんて目前の問題と興味にばたばたしているうちに,ふと気づいたことがある。

 土曜日なんだから,彼女はそんなに早く帰らなくても大丈夫なんだ。そりゃ,早めに職場に行かなくちゃならないときもあるけれど,融通が利くんだ。もう少し一緒になにか楽しいことをしてあげても良かったんじゃないか。

 それで,彼女のことが気になって,しかし追いかけるにはもう間に合わなかろうと,電話もメールも知らないし,そうだ,ネットで検索してみようと,別の部屋へ。

 部屋をみる,物が周囲に置かれている,向こうの壁の下には,キティちゃんかなにかサンリオのキャラクターの家のようなおもちゃも置かれている,その隣にはなんだろ,立体に小さなものが走るおもちゃ。ひとかかえくらいある大きさの。それらは自分のじゃない,ここに他にも女性が来ていることを彼女を気づいているのだろうか,いや,見渡してみて,それだと思うようなものはない。

 彼女も,別に決まった男性がいて,夫?なのか, しかしそういう関係ではないと以前言っていた。そういう関係ってなによ,なぜにかどうかどうなのか詳しくは知らない。
ただ自分は,彼女の許せる範囲の中で,彼女とのつきあいがあるのだから,自分の許せる範囲の中で,彼女とつきあえばいい。そう思ってきていた。だからただそれだけの。

 そうだ,いま気づいたんだ。

 彼女はおそらく夕べ来て,SEXもしたのだろうか,あまり覚えていないけれどたぶん。朝,自分を置いて,ひとりすんなりと帰っていった。少しだけ部屋の中を片付けて。
そう,いつもどおり。何のためらいも特別なこともなく。

 自分は彼女に何かしてあげられただろうか,何もしてあげられなかった,ただ普段どおり。記憶にも残らないくらいに普段どおり。それはおざなりということでもあるのではないか。何も特別なことをしてやらなかった。喜ばせてあげようとか,楽しませてあげようとか,そんなことも。

 そのことが却って自分の心残り?自分の気持ちを思い出させた。

 彼女はここへ来て何かを得たのだろうか?
 たぶんそうなんだろう,だからいつも来て,そしてまた帰っていく。

 なぜか。
 かけがえのないものが,たぶんここにあるのだ。
 だから来て,また帰っていく。

 かけがえのないものが,あると信じてくれている人は,自分にとってもかけがえのない人なのじゃないか。それにはっとしたんだ。そう自分は気づいたんだ。

 ノートパソコンを黒いカバンの中から出してきて,ACアダプタを,ケーブルがからまってうまく伸びない,引っ張る,
パソコンのACアダプタを,しかしプラグが壊れている。いや。もとからここにボルトが通ってないなと思っていたのだが,いやこちらのビスが外れたのか,わからない。ただ,この状態だと,安定しない。プラグがばらけてしまいそうだ…。

■だいたいそんな夢だった。

 かけがえのないもの。その答えは,知っている。「日常」ってやつだ。

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